いがらしみきお

  • 2019.02.16

フンティーとレポンちゃん

2007年初出 いがらしみきお竹書房 バンブーコミックス これはいったいなんなんだろう、と軽くあっけにとられた1冊。 本作、4コマ漫画誌に掲載されていたみたいですが、こりゃ4コマの体裁を取り繕う絵本といってもいいのではないか、と思ったりもします。 児童文学風と言ってもいいかもしれない。  しかもなんだかうっすらと毒がある。 一見、健全でかわいらしいマンガに思えるだけに、それがなにやら怖く […]

  • 2019.02.03

かむろば村へ

2007年初版 いがらしみきお小学館ビッグコミックス 全4巻 都会暮らしに疲れたサラリーマンの田舎ぐらしをコメディタッチで描いた作品なんですが、なにやらきな臭く含むものがあって一筋縄でいかない感じなのが特徴的。  都会の人間が想像するところの田舎暮らしに対する淡い幻想を早い段階で粉々に砕いてしまうのも独特なんですが、田舎での生活に慣れない主人公のドタバタ劇の裏側でなんだか不気味にホラーな […]

  • 2019.02.03

ガンジョリ

2007年初版 いがらしみきお小学館ビッグコミックス いがらしみきおモダンホラー傑作選と銘打たれてますが、ホラーなのは1作目と最後の作品ぐらいで後はどっちかというとやや荒唐無稽なSF。  総じて短編の割にはオチが弱い印象もありますが、表題作のガンジョリだけは非常に良くできた教科書のようなホラーだったと思います。  田舎にドライヴに出かけたバカなカップル6人組がうらびれたロッジで […]

  • 2019.02.02

SINK

2001年初版 いがらしみきお竹書房バンブーコミックス 全2巻 まあしかし「ぼのぼの」のいがらしみきおしか知らなかった人は腰を抜かしたことと、と思います。  私のことなんですけれども。 まさかのこの人がホラーを?って、誰もが思ったんじゃないでしょうか。 正直、オチは微妙にごまかされてしまったような気もしなくはないんですが、恐怖をマンガで表現することにおいて、いがらし流とでもいうべき独特な […]