小室孝太郎

  • 2019.01.18

ミステリオス

1972年初出 小室孝太郎高橋書店 全2巻 ワーストや命MIKOTOの強烈さを期待すると完全に肩透かしをくらうと思います。 学園の番長で、素行不良な主人公悟郎が、なぜか救われない魂をあの世に送る手伝いをする羽目になる、というオカルトファンタジー風な筋立ての作品なんですが、やりたいことは理解できるものの、すべてにおいてどこか中途半端な印象を私はうけました。 まず、なぜ悟郎でなくてはダメなのか、という […]

  • 2019.01.18

命 MIKOTO

1978年初出 小室孝太郎集英社ジャンプスーパーエース 80年代にブームを巻き起こした伝奇バイオレンスの先駆けとも言える作品。 漫画で呪術、密教を題材としたオカルトアクションをやったのはおそらく本作が最初ではないか、と思います。 恐ろしく早かったのは間違いないでしょうね。  なんせ「孔雀王」より7年早いし、「魔獣狩り」より6年早い。 後の大ヒットを鑑みるなら先見の明があったことは確か。& […]

  • 2019.01.17

ワースト

1970年初出 小室孝太郎集英社ジャンプコミックス 全4巻 侵略SF、パニックSFの傑作として好事家の間で名高い作品ですが、なるほどこれは先駆的作品として伝説化するのもわかる、と納得の一品。  とても少年ジャンプ掲載とは思えません。 いったい何の叙事詩なんだ、って言うぐらい長い時間をまたいで物語が紡がれていくのにもびっくりですが、安直なヒロイズムに陥らぬ大人目線のドライさにも感心。 脇目 […]