板橋しゅうほう

  • 2019.03.24

DAVID

1986年初版 板橋しゅうほう東京三世社マイコミックス 全2巻 人類が地球以外にも居住領域を広げた宇宙時代を舞台に、アルハザード奇脳本と呼ばれる生きている本をめぐる駆け引きを描いたアクションSF。 なんせ宇宙ステーションで錬金術なんて単語がいきなり飛び出してくるのだから、それだけでもうSFファンとしちゃあゾクゾクしてくる、ってなもので。 脳に外部接続端子を持つ人々や、神の子を宿そうとする展開等、道 […]

  • 2019.03.24

パパキングママジェット

1984年初版 板橋しゅうほう東京三世社マイコミックス 表題作を含め小編を挟んで3編で構成された短編集。 「パパキングママジェット」は著者らしいSFアドベンチャー。 オチを含めさほど突出したものはないんですが、随所でSFファンをくすぐる仕掛けがあり、ニヤリとさせられます。 「ドラマチック」は福山庸治や大友克洋が描きそうな毒のある70年代風SF。 「ナイトチューン」はニューヨークが舞台の日本人トラブ […]

  • 2019.03.24

THAT’S 荒神

1982~96年初出 板橋しゅうほう大都社 表題作を含めた4編で構成された短編集。 「That’s荒神」は少年キングに連載された作品らしいんですが、2回分の掲載だけで何故か終わってます。 もちろん未完。 打ちきりなのか作者の事情なのかわかりませんが、呪術的世界観を近未来に再現した好内容で、ああ、惜しい、の一言。 爆雷虫、仰天虫等のネーミングもいいし、それを扱う虫使い等、キャラ立ても秀逸 […]

  • 2019.03.24

GROUND MAKER

1981~89年初出 板橋しゅうほう集英社ジャンプスーパーエース 第21回手塚賞に準入選した「ラッキールートへランナウェイ」を含む短編集。 およそ10年に及ぶ間に発表された短編が収録されているので、作品ごとに大きく絵柄や作風が違うし、特に「ラッキールート~」なんて別人か、と思えるようなタッチなんですが、どれも一貫してSFなのが心強い限り。 やはり表題作、「グランドメーカー」の独特なアイディアと落語 […]

  • 2019.03.24

ペイルココーン

1976年初出 板橋しゅうほう東京三世社シティコミックス 作者のデビュー作を含む最初期の単行本。 宇宙規模で伝奇的だわ、異星人は飛来するわ、ベムは大活躍するわ、時空は超えるわ、人類の命運はかかってるわで、とんでもないスケールのSFアクションなのは間違いないが、ま、どうしたってあれこれ未熟。 パロディやら悪ふざけも満載で、今読むとその脱線ぶりにいささか疲れる、と言うのはありますね。 ただところどころ […]

  • 2019.03.23

セブンブリッジ

1986年初版 板橋しゅうほう潮出版社希望コミックス 全7巻 あまりにも漫画好きの口の端にのぼることが少なくて悲しい限りなんですが、80年代のSFファンタジー、冒険SFの中でも確実に3本の指に数えられる傑作、と私が確信しているのがこの一作。 なぜ板橋しゅうほうがそれほどメジャーになることもなくマニア受けする漫画家で消えていってしまったのか、つくづく理解できない、といまだに思います。 アメコミの影響 […]