楳図かずお

  • 2018.12.28

超まことちゃん

1988年初出 楳図かずお小学館ikkiコミックス 全3巻 俗に平成版、と呼ばれるまことちゃんの第2シーズン。 70年代に連載されたまことちゃんは最終回が描かれてませんでしたが、こちらでは最終回を収録。 で、その最終回がですね、当時物議を醸しました。 なんだこの終わり方は、と。 終盤までは70年代のまことちゃんのノリそのままでばかばかしく下品なのに、最終回だけ突然シリアスに怖くなってくるんです。 […]

  • 2018.12.28

まことちゃん

1976年初出 楳図かずお小学館少年サンデーコミックス 全24巻 アニメ映画化もされ、人気を博したギャグマンガですが、実は私、まことちゃんで笑ったことって全巻を通して1回だけしかなかったりします。 ホラーと笑いは紙一重であって、ホラーがやれる人は必ず笑いもできる、というのが通説ではありますが、下品なサザエさんとでも言うべき下ネタ満載のホームドラマに私はどうにもついていけませんでしたね。 リアルタイ […]

  • 2018.12.27

おろち

1969年初出 楳図かずお秋田文庫 全4巻 不老不死で不思議な能力を持つ少女「おろち」をタイトルに冠しておきながら、何故か本人を狂言回しとして描いたオムニバス形式の連作人間ドラマ。 この、おろちが狂言回しである、というのが本作のキモだと思います。 なんせ掲載誌は少年サンデーですし、普通ならおろちを大活躍させて物語の当事者とするのがあたりまえだと思うんですね。 ところが楳図先生はおろちに様々な人間模 […]

  • 2018.12.26

鬼姫

1967年初出 楳図かずお秋田書店サンデーコミックス  これまた幼い頃に読んで私のトラウマになった1冊。 姫の影武者に仕立てられた少女の悲劇を描いた時代劇なんですが、なにが凄いかって、姫のしぐさ、言動を真似ているうちに徐々に自分自身をコントロールできなくなり、姫そのものに成り果ててしまう少女の心理描写のうまさでしょうね。 とても優しい女の子だったのに、平気で虫を握りつぶしたりするようになるんです。 […]

  • 2018.12.26

漂流教室

1972年初出 楳図かずお小学館少年サンデーコミックス 全11巻 問答無用の必殺の傑作。 何度もドラマ化、映画化、舞台化された作品ですが、そのどれもが原作の素晴らしさに寸分たりとも及んでない、という名作中の名作でしょうね。 教室まるごとが荒廃した未来にタイムスリップする、というアイディアも峻烈でしたが、頼れる大人が居ない中、子供達だけで砂漠を生き抜こうとする設定はもう、びっくりするぐらいこの作品を […]

  • 2018.12.26

猫目小僧

1976年初出 楳図かずお小学館少年サンデーコミックス 全5巻 妖怪の子として生まれたが、人に育てられたが故、人の味方をしてしまいがちな猫目小僧の怪異譚を綴った作品。 猫目小僧は私の読んだ少年サンデー掲載版以外に、67年から少年画報社で連載されたバージョンがあり、おそらくはそちらを先に読むべきなんでしょうが入手できず。 後に発売になった朝日ソノラマの単行本や、小学館の豪華版がどの原稿を収録している […]

  • 2018.12.24

恐怖

1966年初出 楳図かずお秋田書店サンデーコミックス 全3巻 私が初めて手にとったホラー漫画がこれ。 当時はホラーなんて言葉すらも知らぬ青っ洟たらした小学生でございました。 恐怖コミックス、なんてロゴがでかでかと表紙には踊ってて躊躇した記憶はあるんですが、えてして子供ってのは怪談とか宇宙人とか大好きなもので。 書店で立ち読みすること30分、多分顔面蒼白だったことと思います。 棚に本を戻す手は小刻み […]