40年代

  • 2018.11.18

メトロポリス

1949年初出 手塚治虫 人造人間の悲劇を描いたSF長編。 フリッツラングのメトロポリス(映画)とは全く無関係です。 掘りさげるなら、テーマは「地底国の怪人」とかぶってます。 当時は結構ヒットした作品らしいですが、今読むと初期の作品の中では一番質は低いかも、と思わなくはありません。 シナリオ構成にも難があるような気がします。 ちょっと借り物が多すぎるような感触も。 後にりんたろう監督、大友克洋脚本 […]

  • 2018.11.18

地底国の怪人

1948年初出 手塚治虫 手塚治虫初期の長編、第三作目。 センターオブジアースってなプロットで、普通に地底冒険もので、まあこんなものか、ってな感じなんですが、最後まで読んで私は仰天しました。 えーこう終わらせるのか!と。 あとがきによると意図的にそうした、とのことですが、まさかこの時代のこのような漫画で異形ゆえの悲劇をみせつけられるとは思ってもみませんでした。 昭和23年に、もうこういう事をやって […]

  • 2018.11.18

新宝島

1947年初出 手塚治虫 一般に手塚治虫のデビュー作、といわれていますが実は酒井七馬氏との共著。 当時のベストセラーらしいですが、勝手に改変された部分等あり、先生としては納得のいかない内容だとか。 さらに当時のマンガは「描き版」といって版下屋が原稿を自筆でトレース版に引き写して印刷していたので、版下屋のうまい、下手で大きく印刷後の出来が違ったようで、中でもこの「新宝島」はひどい出来だったとか。 生 […]

  • 2018.11.18

マアチャンの日記帳

1946~72年初出 手塚治虫 手塚先生が各社新聞紙やPR誌、ミニコミ誌に連載した四コママンガ、小編を集めたもの。 私が読んだ中で一番年代の古い作品です。 「フクちゃん」が好きで影響を受けた、とおっしゃってますが、表題作も含め読後の感触は確かに「フクちゃん」に近いかも。 まあその「フクちゃん」自体、熱心に読んだわけではないのですが。 さすがに昭和21年の漫画ですんでね、はっきりいって他愛ないです。 […]

ロストワールド

1948初出 手塚治虫 商業デビュー作ではないんですが手塚先生が中学生の頃から温めていて私家本も作っていたという最初期の長編です。 作画とかコマ割りとかとても全盛期の先生には似ても似つかぬ有様でほとんど別人と言っていいと思うんですが、なんせ昭和23年発行のマンガですから。 そりゃもうしかたがない。 終戦直後ですよ。 逆に終戦直後によくぞここまで、と、私は思いました。 正直何もかもが前時代的ではある […]