アレハンドロ・G・イニャリトゥ

レヴェナント 蘇りし者

アメリカ 2015監督 アレハンドロ・G・イニャリトゥ原作 マイケル・パンク 1823年、アメリカ北西部で起きた実話を、小説を元に映画化した作品。 もう、序盤からぐいぐい引き込まれます。 なんなんだこの圧倒的映像美は、と。 オープニング早々、一行が森の中を進むシーンで早くも私はノックアウト。 林立する巨木の間を縫うように雪解け水が流れていくんですけどね、たったそれだけのことがなんかもう尋常じゃない […]

ビューティフル

スペイン/メキシコ 2010監督、原案 アレハンドロ・G・イニャリトゥ スペイン、バルセロナのダークサイドに生きる男の、余命宣告を受けた最後の2ヶ月を描いた作品。 もう本当にこのイニャリトゥと言う人は息苦しくなるような痛々しい映画ばっかり撮って、いったいあなたのこれまでの人生、何があったんだ、と膝突き合わせて話をしたくなってくるほどですが、まあその、向こうが私の事なんて相手にしてくれませんね、はい […]

バベル

アメリカ 2006監督 アレハンドロ・G・イニャリトゥ脚本 ギジェルモ・アリアガ しかしまあ、この監督はつくづく群像劇が好きな人だなあ、と。 今作もデビュー以来おなじみの調子で三つのドラマが同時進行。 日本、モロッコ、アメリカと舞台を別にして、時間軸は過去と現在を前後する。 それぞれの物語をか細い糸で結びつけるのは一挺のライフル。 いうなれば、最初の持ち主の手を離れたライフルが、その後、どのように […]

21グラム

アメリカ 2003監督 アレハンドロ・G・イニャリトゥ脚本 ギジェルモ・アリアガ ひとつの心臓を巡ってその人生を翻弄される三者の愛憎劇を描いた作品。 しかしイニャリトゥ監督はオムニバス風にいくつもの物語が同時進行していく構成が好きだなあ、と。 様式はデビュー作アモーレス・ペロスとよく似てます。 ただ、前作に比べ今回は物語を牽引するエンジンの性能をバージョンアップ、確実にその駆動力をあげてきてます。 […]

  • 2019.01.28

アモーレス・ペロス

メキシコ 2000監督 アレハンドロ・G・イニャリトゥ脚本 ギジェルモ・アリアガ・ホルダン イニャリトゥ監督の長編デビュー作。 唯一鑑賞済みのバードマンがああいう感じだったので若干の警戒はあったんですが、ああ、やっぱりこういう路線なのかと、どこか納得できるものがあったり、なかったり。 同一時間軸上で起こる3つの物語をオムニバス風に描いた作品なんですが、私が一番ひっかかったのはなぜこれをひとつの作品 […]

バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡

アメリカ 2014監督 アレハンドロ・G・イニャリトゥ なんともまあ独特な作品。 かつて一世を風靡した映画スターが、再起をかけて挑むブロードーウェイの舞台裏を描いた作品なんですが、メタフィクションともとれるような仕掛けがあちこちにあって、 想像をめぐらせればめぐらせるほどマイケルキートンがリアルさを帯びてくる、という妙な現実味があり。 もちろんバードマン=初期バットマン。 この役柄を演じていてマイ […]