ウォルフガング・ペーターゼン

ポセイドン

アメリカ 2006監督 ウォルフガング・ペーターゼン原作 ポール・ギャリコ 海洋パニックものの大傑作、ポセイドンアドベンチャー(72年)のリメイク。 よりにもよってポセイドンアドベンチャーか~、と思わず腕組み。 いやね、そりゃオリジナルは72年作なんで色々古びてきてるのは確かですが、それを勘定に入れたとしてもその素晴らしさはもうケチのつけようがないレベルにあるわけで。 名画ですよ、どこをどうひっく […]

トロイ

アメリカ 2004監督 ウォルフガング・ペーターゼン脚本 デヴィッド・ベニオフ ギリシャ神話におけるトロイア戦争を、原典にとらわれず、わかりやすく現代的に焼きなおした歴史巨編。 はて?トロイア戦争ってなんのこと?と言う人も、さすがに「トロイの木馬」(ウイルスのことではありません)や「アキレスの踵」ぐらいは知ってるでしょう。 そう、それら成句の元となったお話をとんでもないスケールで映画化したのがこの […]

パーフェクトストーム

アメリカ 2000監督 ウォルフガング・ペーターゼン原作 セバスチャン・ユンガー ジャンル映画?と思いきやノンフィクションが原作。 アメリカ東海岸近海でカジキ漁を生業とする漁師たちを襲った未曾有の嵐の、その発生から収束までを克明に描く。 さて、原作がアメリカ本国でどのような評価を受けているのかは知らないんですが、映画の題材としちゃあ、ペーターゼン監督も随分思い切ったチョイスをしたものだな、と。 だ […]

エアフォース・ワン

アメリカ 1997監督 ウォルフガング・ペーターゼン脚本 アンドリュー・W・マーロウ まあ、もうみんなつっこんでますけど、こんな大統領が居るわきゃない、ってのがまず前提としてあって。 テロリストにハイジャックされた大統領専用機において、単身銃を手に、拘束されたファーストレディと娘を救い出すアメリカ合衆国の頂点に立つ男、って、そんな無茶振りの設定、少年マンガでもやらんわ、って話で。 いつから大統領は […]

ザ・シークレット・サービス

アメリカ 1993監督 ウォルフガング・ペーターゼン脚本 ジェフ・マクガイア まあ、可もなく不可もなく無難なラインでまとめた、ってな感じでしょうか。 イーストウッド演じる老いたシークレット・サービスが、ケネディ大統領を守れなかった自責の念から、現場の若い連中に疎ましがられながらも自分の「勘」を頼りに現場復帰、大統領暗殺を予告するテロリストと対決する、という内容なんですが、人物像の描き方がいささか類 […]

アウトブレイク

アメリカ 1995監督 ウォルフガング・ペーターゼン脚本 ローレンス・ドゥウォレット、ロバート・ロイ・プール アフリカ奥地で発生した未知の伝染病がアメリカで蔓延するのを食い止めようとする軍医の奮闘を描いた、ウィルスパニックもの。 いやもう文句なしに面白いです。 似たような作品は過去にもいくつかあったように思いますが、90年代の映画であることを鑑みるなら、頭抜けた出来、と言っていいんじゃないでしょう […]

プラスティック・ナイトメア 仮面の情事

アメリカ 1991監督 ウォルフガング・ペーターゼン原作 リチャード・ニーリー 事故で記憶を失った男が、自分の過去を調べていく過程であからさまになる「驚愕の真相」を描いたサスペンス。 ペーターゼン監督のフィルモグラフィーの中では驚くほど話題になっていない一作かと思いますが、断言します、一級品の傑作です。 プロット自体がそれほどものめずらしくもない、というご指摘はもちろんあるでしょう。 記憶を失った […]

第五惑星

アメリカ 1985監督 ウォルフガング・ペーターゼン原作 バリー・ロングイヤー 遠い未来の宇宙時代を舞台に、異星人と人類の心の交流を描いた異色のSF大作。 舞台設定そのものはありがちなスペースオペラだ、といわれればその通りなんですが、この作品が独特だったのは、人類と異星人が銀河を割る大戦争を繰り広げてる最中、無人の未開発な惑星に不時着した主人公と敵異星人の1対1な生き残りを賭けたサバイバルを描いた […]

  • 2019.02.07

ネバーエンディング・ストーリー

西ドイツ/イギリス 1984監督 ウォルフガング・ペーターゼン原作 ミヒャエル・エンデ 発表されるや否やエンデの原作ファンから批難轟々、エンデ本人は訴訟したといういわくつきの映画ですが、なぜか興行収入は上々だった、というんだから、結局はワーナーの慧眼が優れていた、という事なんでしょうか。 わかりませんが。 当時は今ほどジャンルの棲み分けが進んでませんでしたしね。 現在ならあれほどの騒ぎにはならなか […]

  • 2019.02.07

U・ボート

ドイツ 1981監督 ウォルフガング・ペーターゼン原作 ロータル・ギュンター=ブーハイム ペータゼン監督の評価をゆるぎないものとし、彼のハリウッド進出への足がかりとなった作品ですが、なるほど看板に偽りなし、と思った次第。 なんといっても見事だったのは閉鎖的空間である潜水艦内部の圧迫感に満ちた演出でしょうね。 今にも水圧に押しつぶされるんじゃないか、沈んでしまうんじゃないか、といった恐怖を、音響、乗 […]