ジョン・カーペンター

  • 2019.01.05

ザ・ウォード 監禁病棟

アメリカ 2010監督 ジョン・カーペンター脚本 マイケル・ラスムッセン、ショーン・ラスムッセン ゴースト・オブ・マーズで大コケして以降、10年間沈黙を守っていたカーペンターの復帰作。 とはいえその10年の間にマスターズ・オブ・ホラーで短編を2本発表してはいるんですが、これはテレビシリーズなんでまた別物、ということで。 私、2本とも見てますけどそれほど突出した出来ではないです。 あえて見るならマス […]

  • 2019.01.05

要塞警察

アメリカ 1976監督、脚本 ジョン・カーペンター なんだかカーペンターの後のフィルモグラフィーよりシナリオ構成がちゃんとしてないか?と思ったのは私の錯覚でしょうか。 1人引越しの後始末を頼まれた警察官と偶然拘置されていた犯罪者が、襲い繰る暴徒から身を隠し、ろくに武器もない警察署で篭城、決死の攻防を交わす様を描いた作品なんですが、なにゆえそのようなシチュエーションに陥る羽目になったか、というストー […]

  • 2019.01.05

ダーク・スター

アメリカ 1974監督 ジョン・カーペンター脚本 ジョン・カーペンター、ダン・オバノン 私が見たDVDはこんなジャケットじゃなかったし、なんせカーペンターだからきっと怖い感じに違いない、と勝手に思い込んでたんですが、蓋を開けてみればコメディで本当にびっくりしました。 初めて撮った長編がコメディで、なぜあのような方向にこの人は進んでしまったのか、不思議で仕方がないんですが、後のキャリアを無視するなら […]

ゴースト・オブ・マーズ

アメリカ 2001監督 ジョン・カーペンター脚本 ラリー・サルキス、ジョン・カーペンター 未来の火星を舞台に、先住火星生命体と移住した人類の戦いを描いたSFアクション。 まず大前提としていえるのは、これ、別に火星の話じゃなくてもいい、という点です。 地球上で起こった出来事、としてシナリオ書いてもこのプロットならなんら問題ないんですね。 さらには、霧みたいに浮遊して人間に憑依する火星生命体もどういう […]

ヴァンパイア 最後の聖戦

アメリカ 1998監督 ジョン・カーペンター原作 ジョン・スティークリー ど定番ともいえる吸血鬼と吸血鬼を狩るハンターの戦いを描いたアクションホラーなんですが、これが意外にもなかなかおもしろい。 バチカンにやとわれた傭兵とおぼしき集団が銃火器を駆使して隠れた吸血鬼を狩っていく、というプロットが思いのほか新鮮に映ったことは確かです。 超人的なヒーローが吸血鬼と対決するわけでもなく、ヘルシング博士が十 […]

エスケープ・フロム・L.A.

アメリカ 1996監督 ジョン・カーペンター脚本 ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル、カート・ラッセル ニューヨーク1997の続編。 つっても内容的にはニューヨーク1997とほとんど変わりません。 独裁国家化したアメリカで、大地震の末、監獄島と化したロサンジェルスに潜入するスネーク・プリスキンの活躍を描いた近未来SFなんですが、細部こそ違えどプロットはほぼ同じ。 とりあえず設定がもう前回にも増して […]

  • 2018.12.20

光る眼

アメリカ 1995監督 ジョン・カーペンター原作 ジョン・ウィンダム 「未知空間の恐怖/光る眼」のリメイク。 いわゆる侵略SFなわけですが、冒頭、一定の区間内の人間がすべて謎の失神状態に陥り、一切処置する手立てがない、という絵は導入部として強烈に引き込まれるものがあるなあ、と思いました。 失神していた人間の内、女性だけが全員妊娠していた、というアイディアも色褪せることなく斬新だと感じましたし。 問 […]

  • 2018.12.17

透明人間

アメリカ 1992監督 ジョン・カーペンター原作 H・F・セイント しかしこのひねりのない邦題はなんとかならないものか、と。 かの有名なHGウエルズの透明人間のリメイクか、と勘違いしちゃった人もきっと居たはず。 せめて原題に忠実に「透明人間の追憶」とか。 そしたら全然印象が変わると思うんです。 まあ、いいんですけど。 この作品が目新しかったのは透明人間=捕縛不可能な犯罪者、というイメージを覆して、 […]

ゴーストハンターズ

アメリカ 1986監督 ジョン・カーペンター脚本 ゲーリーゴールドマン、デヴィッド・Z・ワインスタイン 低予算でチープだがおもしろい、が持ち味のはずなのに、どこで火加減を間違えたのか、はたまた調味料を入れ忘れたのか、単にB級なだけのひどい内容になっちゃったカーペンター屈指の駄作。 もうね、シナリオが完全に破綻してるんです。 どう考えたってサンフランシスコの中華街にこんなのは居ない、という部分からし […]

マウス・オブ・マッドネス

アメリカ 1994監督 ジョン・カーペンター脚本 マイケル・デ・ルカ ホラー作家の書いた一冊の本が、あたかも預言書でもあるかのように現実を改変、侵食していく恐怖を描いたパニックホラー。 これは現実なのか、それとも自分が狂っているのか、と葛藤する主人公の狂乱も見所のひとつですが、こういう形でカタストロフを描く、という発想に私は感心しましたね。 1冊の本が書店に並ぶことにより、ウィルスのように伝播し、 […]

ゼイリブ

アメリカ 1988監督 ジョン・カーペンター原作 レイ・ネルソン 異星人の秘密裏な侵略を描いたSFなんですが、ちょっとB級色が色濃いかな、と思ったりも。 みんなつっこんでる、と思うんですが、街の看板やテレビの画像に隠されたサブリミナルな文字が見えて、なおかつ地球人に化けた異星人の真の姿が見えるサングラス、って、それ、どういう仕組みなんだよ、と思うわけです。 ドラえもんでもそんな道具は持ってないと思 […]

  • 2018.12.06

クリスティーン

アメリカ 1983 監督 ジョン・カーペンター 原作 スティーブン・キング 呪われた車を手に入れてしまった車オタが徐々に人格を豹変させていく様を描いたある種のオカルトホラー。 なんとなく激突!を思い出したりもしたんですが、本作の場合、主眼が置かれているのは魔の宿った車そのものであり、その魔にみいられた主人公なので、こりゃまた別物か、と考え直したり。 つまり、それほどに意思を持たないはずの車が襲い来 […]

  • 2018.12.05

遊星からの物体X

アメリカ 1982 監督 ジョン・カーペンター 原作 ジョン・W・キャンベル・jr SFホラーの古典「遊星よりの物体X」のリメイク。 51年のオリジナルは見たことがないんですが、こちらの方がより原作に近い、との評判。 カーペンターの作品の中でも評価の高い1作ですが、ご他聞にもれず私も大好きだったりします。 なんだかんだいってですね、生体に憑依して、細胞を書き換えてしまう未知の宇宙生命の描写は衝撃的 […]

  • 2018.11.29

パラダイム

アメリカ 1987 監督、脚本 ジョン・カーペンター バチカンにもその存在を知られていない謎の教会の地下に「蠢くもの」の正体を暴くために集まった、科学者チームの身に降りかかる恐怖を描いたホラー。 原題はprince of darkness。 そうです、カーペンター版、悪魔もの、なわけです。 序盤、興味深かったのは、量子物理学まで持ち出して謎の存在の正体を暴こうとする展開。 オカルトVS科学のバーリ […]

  • 2018.11.28

ザ・フォッグ

アメリカ 1980 監督 ジョン・カーペンター 脚本 ジョン・カーペンター、デボラ・ヒル 霧が意思を持って街を襲う超常現象を描いたスペクタクルなホラー。 とはいえ、その内実は幽霊もの、だったりするんですが。 プロットやシナリオは、正直単純だし、もうひとひねり出来なかったか、と思わなくはないんですが、絵的に怖い、というのはありましたね。 そこはやっぱり監督ならではのうまさだと思うんです。 なんせ敵は […]

ニューヨーク1997

アメリカ 1981 監督 ジョン・カーペンター 脚本 ジョン・カーペンター、ニック・キャッスル 低予算でも充分楽しめるおもしろいものを作るのがカーペンターの凄みかと思いますが、この作品に限ってはですね、その知名度、人気とは裏腹に、実は私はあまり評価してなかったりします。 なんといいますか、低予算ならではのチープさがちょっと目立っちゃったかな、と。 まず、巨大な監獄と化したマンハッタン島に不時着した […]

  • 2018.11.25

スターマン 愛・宇宙はるかに

アメリカ 1984 監督 ジョン・カーペンター 脚本 ブルース・A・エヴァンス、レイノルド・ギデオン 未知との遭遇とかE.Tとかがヒットして、ちょうど時代がまだ見ぬ宇宙の友人に興味を示していた頃の作品なんで、ファーストコンタクトからその後の描き方は露骨に影響下にあるように感じられます。 とりあえずタイトル、邦題は相当恥かしいです。 勘弁してくれ。 シニカルに評してしまうなら、そんな風に地球人と価値 […]

  • 2018.11.22

ハロウィン

アメリカ 1978 監督 ジョン・カーペンター 脚本 ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル ジョン・カーペンターの出世作であり、いわゆるアメリカンホラーにおける「不死身の殺人鬼もの」の原点となった作品。 13日の金曜日のジェイソンもエルム街の悪夢のフレディも、すべてはここをヒントにした、と言うのだから、いかに公開当時のインパクトが絶大であったか、想像できるというもの。 さすがに数々のホラー映画を咀嚼 […]