ダリオ・アルジェント

  • 2019.03.28

デス・サイト

イタリア 2004監督 ダリオ・アルジェント脚本 ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリー二 しかしまあデス・サイトって、なんとも安直な邦題だなあ、とつくづく思いますね。 ソウ(2004)が大ヒットしてた頃ですしね、人気に便乗したかったのかなあ、などと勘ぐってしまいそうですが、どうであれ、センスねえなあ、と。 そもそも原題はIL CARTAIO、英題THE CARD DEALERですしね。 デスな […]

スタンダール・シンドローム

イタリア 1996監督、脚本 ダリオ・アルジェント 連続レイプ殺人犯を追う女刑事の悪夢を描いたサスペンス。 なにをどうしたかったのかよくわからない、というのが正直なところでしょうか。 断片的に追うなら悪くないんです。 スタンダール・シンドローム(絵画を見ていると絵の中に引き込まれそうな錯覚を起こして混乱状態になる精神疾患)などというマイナーな奇病を持ち出してきて、それに苦しむ女刑事、という人物設定 […]

トラウマ 鮮血の叫び

アメリカ 1992監督 ダリオ・アルジェント脚本 ダリオ・アルジェント、T.E.D.クライン 監督の実の娘であるアーシア・アルジェントを主演に迎えて制作されたサスペンス。 「フェノミナ」「オペラ座血の喝采」と、アルジェント偏執の美学が頂点に達したか、と思われる傑作を立て続けに形にしたあとの作品ゆえに当然期待は高いわけですが、あれ、ちょっと初期の作風に戻っちゃったかな、ってな感じですかね。 良くも悪 […]

  • 2019.01.30

オペラ座血の喝采

イタリア 1988監督 ダリオ・アルジェント脚本 ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ オープニングはいきなりカラスの目の大写し。 徐々にカメラがズームアウトすると、そこにはオペラの調べにのせ、カラスが劇場内を飛び交う、という異様な光景が。 声はすれども姿の映らない歌い手の目線をカメラは代って追い、デパルマかと見まがうような流麗な動きをみせ、そのまま外へ。 そして突然の暗転。 この一連のシー […]

フェノミナ

イタリア 1984監督 ダリオ・アルジェント脚本 ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ 虫と心を通わせることのできる少女が巻き込まれた連続殺人事件を描いたスリラー。 一応便宜的にスリラーとは書きましたが、実際のところはほとんどホラーかもしれません。 とはいえ少女が発揮する能力に至ってはどこかキャリーを彷彿させる、SF的サイコロジカルな要素もあったりする。 でも事件そのものの経過はサスペンスの […]

  • 2019.01.27

シャドー

イタリア 1982監督、脚本 ダリオ・アルジェント 前作インフェルノの北米での惨敗をうけて、再び母国イタリアでメガホンをとった一作。 サスペリア以前のショッキングなサスペンス路線に回帰してます。 魔女とか超常現象とかはもう勘弁、ってことなのか、それとも周りの圧力があったのか、そのあたりは不明。 初期から追ってる人にとっては実に「らしい」と感じられる内容です。 しかし初期4作でも思ったことなんですが […]

  • 2019.01.27

インフェルノ

アメリカ/イタリア 1980監督、脚本 ダリオ・アルジェント サスペリアを第1作とするアルジェントの魔女3部作、第2弾。 これまでの監督の作品は何故かアメリカ人がイタリアで活躍する話が多かったですが、今回は初めてニューヨークを舞台にストーリーは進行。 サスペリアの成功を受けてか、配給も20世紀FOXに変わってます。 で、それでなにかが変わったのか、という話なわけですが表面上は、ああ、監督らしいね、 […]

  • 2019.01.27

サスペリア

イタリア 1977監督 ダリオ・アルジェント脚本 ダリオ・アルジェント、ダニア・リコロディ 「決して1人では見ないでください」のキャッチコピーとともに、当時日本で大ヒットし、アルジェントの名を一躍有名にした出世作。 あ、なんか監督吹っ切れたな、というのは感じましたね。 個人的には長編デビュー作である歓びの毒牙を頂点として、以降、それを超えるスリラー/サスペンスを形に出来てないと思ってたんですが、こ […]

  • 2019.01.26

サスペリア2

イタリア 1975監督 ダリオ・アルジェント脚本 ダリオ・アルジェント、ベルナルディーノ・ザッポーニ サスペリア2、と邦題がついていますが、実は公開されたのはサスペリアの2年前。 サスペリアが日本で大ヒットしたのに便乗して当時の配給元が柳の下のドジョウを狙っただけ、という脱力なオチです。 サスペリアとは何の関係もない別作品。 原題はPROFONDO ROSSO(深紅)。 主人公がピアニストで、謎の […]

  • 2019.01.25

4匹の蝿

イタリア 1971監督、脚本 ダリオ・アルジェント 謎の人物につきまとわれた挙句、殺人事件に巻き込まれてしまうロックバンドのドラマーを描いたサスペンス。 なぜロックバンドのドラマーが主役なのか、その必然性が作品を見た限りではさっぱりわからないんですが、それよりも私がいただけない、と思ったのは、やはりシナリオ展開が性急すぎることでしょうかね。 主人公、いきなりオープニングで初老の男ともめて、誤ってナ […]

  • 2019.01.25

わたしは目撃者

イタリア/西ドイツ/フランス 1970監督、脚本 ダリオ・アルジェント アルジェント監督の長編2作目。 盲目の男が警察をさしおいて連続殺人犯を追うサスペンスなんですが、ちょっと微妙、というのが正直なところでしょうか。 というのもですね、ストーリー序盤、盲目の男とその親類である少女がはからずも事件に関わる、というすべりだしだったから、なんですね。 あ、こりゃアームチェア・ディテクティヴものに違いない […]

  • 2019.01.23

歓びの毒牙

イタリア/西ドイツ 1969監督、脚本 ダリオ・アルジェント サスペリアの大ヒットで知られるイタリアンホラーの巨匠、ダリオ・アルジェントの監督デビュー作。 監督は「ジャーロ」と呼ばれる猟奇サスペンスブームの立役者でもあるわけですが、本作を見て、なるほどこりゃ人気を博すはずだ、とつくづく感心させられた次第。 いやもう普通に面白いんですよ。 とても69年に撮られた作品だとは思えない。 古さを感じさせな […]