ダーレン・アロノフスキー

マザー!

アメリカ 2017監督、脚本 ダーレン・アロノフスキー 配給元であるパラマウント社の意向で日本公開が見送られたいわくつきの作品。 やれ、問題作だ、衝撃作だ、全米では非難が殺到した等、外野の声ばかりが先行して聞こえてくる作品ですが、私個人の結論からいうと「それほどでもない」ですね。 ちゃんと物語になってますし、落とし所も用意されてますし。 決して不可解極まりない内容、というほどのものじゃないですね。 […]

  • 2019.01.22

ノア 約束の舟

アメリカ 2014監督 ダーレン・アロノフスキー脚本 ダーレン・アロノフスキー、アリ・ハンデル さて私は無宗教、無信心な大馬鹿野郎ですんで、この作品がどれほど聖書に忠実なのか、もしくは聖書との差異になにかを見出そうとしているのか、そのあたりはさっぱりわからないんですが、通俗的に知られているノアの箱舟のお話と比較するならかなりファンタジックだなあ、と思ったりはしました。 宗教的な堅苦しさ、手厳しさは […]

ブラック・スワン

アメリカ 2010監督 ダーレン・アロノフスキー原案 アンドレス・ハインツ まず言えるのは、この作品に限ってはバレエに興味がない人が見ても確実に爪痕を残すなにかがある、ということ。 オープニングのシーンでパートナーと「白鳥の湖」を舞う主人公ニナ。 一人二役を象徴するかのように途中で悪魔のような出で立ちの男とパートナーがすり替わる。 もう、この時点で軽く鳥肌です。 なんかよくわかんないんですが直感的 […]

レスラー

アメリカ 2008監督 ダーレン・アロノフスキー脚本 ロバート・シーゲル えー、あのアロノフスキーがこんな映画撮るのか?と驚かされた一作。 ファウンテンの大コケが影響してるのかな、と邪推したりもしたんですが、そういう余計な情報が邪魔に思えてくるほど素晴らしい出来で監督の並々ならぬ力量を再確認させられた次第。 描かれているのは、かつて世界最大のプロレス団体WWEでトップレスラーだった主人公ランディの […]

ファウンテン 永遠につづく愛

アメリカ 2006監督、脚本 ダーレン・アロノフスキー 病に倒れ、治る見込みのない闘病中の妻を、何とか救おうとする研究者の夫の姿を描いたラブロマンス。 えー、一応便宜的にラブロマンス、とは書きましたが、それを真に受けて見ると手痛いしっぺ返しを食らいそうな気もしなくはありません。 はっきりいってややこしいです。 なにがややこしいか、って、3つのストーリーが同時に進行していく形式であることが、なんです […]

レクイエム・フォー・ドリーム

アメリカ 2000監督 ダーレン・アロノフスキー原作 ヒューバート・セルビー・Jr 物語そのものは至極単純。 ドラッグに溺れるカップルと、その友人、そしてその母親、合計4人が薬をやめられずどこまでも転落していく様を描いた作品。 まあ、先の展開が見通せるストーリーです。 なんだよこれ、どこかの公共機関が薬物撲滅目的で作った作品かよ、と揶揄したくなるなるような内容なんですが、監督が凄かったのはそのあり […]

  • 2019.01.18

π

アメリカ 1997監督、脚本 ダーレン・アロノフスキー 円周率(π)の謎を解くことにとりつかれた偏屈な数学者を描いたSFサスペンス。 目のつけどころはおもしろかった、と思います。 精神論や感覚的な抽象論に逃げず、それなりのうんちくを用意して編み上げられたシナリオは実に個性的で、凡百をおいてけぼりにしてることは確か。 主人公が当初の目的から逸脱して、モーゼ五書に隠された216桁の神の数字を暴こうとす […]