2016年

1/4ページ
  • 2019.10.07

死霊館 エンフィールド事件

アメリカ 2016監督 ジェームズ・ワン脚本 チャド・ヘイズ、ケイリー・W・ヘイズ、ジェームズ・ワン、デヴィッド・レスリー・ジョンソン 死霊館(2013)の続編。 前作でも登場した心霊現象研究家ウォーレン夫妻が再登板してます。 どうやら制作陣は、死霊館シリーズをウォーレン夫妻の関わった怪異の心霊事件簿としてナンバリングしていきたいようです。 よくある試みではありますが、70年代に実在した人物と実際 […]

  • 2019.06.17

エンジェル、見えない恋人

ベルギー 2016監督 ハリー・クレフェン脚本 ハリー・クレフェン、トマ・グンジグ 生まれつきの透明人間である男の子と、盲目の少女の絆を描いたファンタジックなラブロマンス。 ああ、こりゃ泣かせにかかってきてやがるな、と。 ええ、そりゃもう確信しました。 だってとんとん拍子に事が運ぶはずがないですもん、どう考えたって。 ちょっとあらすじ読んだだけで、物語の結末がまざまざと思い浮かぶよう。 ・・・盲目 […]

アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物

イギリス/ヨルダン/カタール/イラン 2016監督、脚本 ババク・アンヴァリ イラン・イラク戦争下のテヘランに住む母娘が遭遇した怪異を描くホラー。 この映画が特異なのは、なんと言ってもその舞台設定でしょうね。 戦時下の中東を舞台としたホラーなんて、私の記憶する限りではお目にかかったことがない。 監督はイラン出身の新鋭らしいんですが、政治色の強い作品が多いかの国においてすら映画文化の多様化が進んでい […]

  • 2019.04.29

31

アメリカ 2016監督、脚本 ロブ・ゾンビ 強制的に12時間の「生き残りゲーム」に参加させられる5人の男女を描いたシチュエーションホラー。 あーついにロブ・ゾンビも化けの皮が剥がれたか、というのが正直な感想ですかね。 強制参加のサバイバルゲーム、というプロットからして今更感が非常に強いわけですが、私の場合、古き良きアメリカンホラーへの敬慕を全面に押し出してきたこれまでの作風はどうしちゃったの?って […]

  • 2019.04.22

修道士は沈黙する

イタリア/フランス 2016監督 ロベルト・アンドー脚本 ロベルト・アンドー、アンジェロ・パスクィーニ G8財務相会議にゲスト参加した修道士が、宿舎で起きた殺人事件に巻き込まれるサスペンス。 厳密に言うと事件そのものは、他殺の線も疑われはしているものの、ほぼ自殺ではないか?と考えられており、警察はさほど本気で取り組んではいません。 じゃあ修道士は何に巻き込まれてんだ?ってことなんですが、修道士、事 […]

触手

メキシコ/デンマーク/フランス/ドイツ/ノルウェー/スイス 2016監督 アマト・エスカランテ 人里離れた山小屋でこっそりと博士が飼う、異形のモンスターに心奪われてしまった人々を描くSFなのか心理ドラマなのかよくわからん作品。 しかしこれがヴェネチア映画祭で銀獅子賞とは・・・。 受賞年の審査員を誰がやってたのか知りませんが、日本人的感覚で言うなら「アホなのか?」と思いますね、正直なところ。 だって […]

  • 2019.04.17

モンスター・モーテル

アメリカ 2016監督、脚本 ジョナサン・ストレイン なんと言っていいのか、言葉が見つからないほどクズ映画だなあ、と。 「24の映画祭で大絶賛!」などというキャッチコピーがデカデカとジャケットには踊ってますが、多分映画祭に来てた連中は酔っぱらってたか、薬物キメてトリップしてたんでしょうな。 じゃなきゃスマホでゲームに興じてたか、隣のグラマラスなお姉ちゃんを口説くのに必死で映画見てなかったとか。 映 […]

ヘイル、シーザー

アメリカ 2016監督、脚本 コーエン兄弟 1950年代のハリウッドにおける映画製作の内幕を描いたコメディ。 この映画を見るにあたってまず必須なのは、当時のハリウッドであり、しいてはアメリカ社会がどんな風だったのか、予備知識として知っておくことでしょうね。 そこが曖昧だとコーエン兄弟が何を仕掛けてきてるのか、どう笑わせようとしてるのか、かなりの割合で理解できないままスルーしてしまうことだろうと思わ […]

  • 2019.04.03

サーミの血

スウェーデン/ノルウェー/デンマーク 2016監督、脚本 アマンダ・シェーネル 北欧の少数民族であるサーミ人に対するいわれなき迫害と差別に、単身立ち向かう少女を描いた人間ドラマ。 舞台は1930年代のスウェーデン北部なんですが、私が驚いたのは北欧にすらこんな人種差別丸出しの闇の歴史があったのか、という点。 こういう作品に触れると、映画ってのはエンターティメントな学びであり、気づきだなあ、と思います […]

  • 2019.04.02

少女ファニーと運命の旅

フランス/ベルギー 2016監督 ローラ・ドワイヨン脚本 ローラ・ドワイヨン、アン・ペレーニュ わずか13歳の少女ファニーをリーダーとして、ナチスドイツ占領下のフランスからスイスへの、子供たちだけの逃避行を描いた実話もの。 いやもう、マジか?って感じですよね。 なにがって、これが実話をもとに制作されてる、ってことが。 エンドロールですでに老婆となった主人公ファニーのカットが挟み込まれるんですけどね […]

  • 2019.04.02

KUBO/クボ 二本の弦の秘密

アメリカ 2016監督 トラヴィス・ナイト原案 シャノン・ティンドル、マーク・ヘイムズ 中世日本の世界観をそのまま引用して少年の冒険譚としたストップモーション・アニメ。 これが外国人の手で作られた、と言う事実には素直に感嘆ですね。 ものすごく勉強してる、と思います。 もちろん作品では日本を舞台とした物語である、だなんて一言も言ってないんですが、普通に見てて「あ、これ、どうやら日本の話みたいだな」と […]

  • 2019.04.02

人生はシネマティック!

イギリス 2016監督 ロネ・シェルフィグ原作 リサ・エヴァンス 第二次世界大戦下のロンドンで、初めて映画の脚本作りに挑む女性シナリオライターの奮闘を描いた作品。 劇中で制作される映画がダンケルクの救出作戦を題材したもの、というのがニヤリとさせられたりもするわけですが、クリストファー・ノーランのダンケルク(2017)と特になにか接点があるわけではありません。 そもそもがこちらの素材であるダンケルク […]

  • 2019.03.31

レディ・ガイ

アメリカ 2016監督 ウォルター・ヒル脚本 ウォルター・ヒル、デニス・ハミル マッドドクターに女性へと強制的に性転換手術された殺し屋の復讐を描いた作品。 まあ、深く考えるまでもなくアホです。 何が?ってプロットそのものが。 グラインドハウスか、はたまた70年代のロジャー・コーマンか、ってなネタを今更真剣に見れるはずもなく。 適当にお色気路線で笑わせてくれるんですよね?じゃなきゃ今どきこんな映画撮 […]

  • 2019.03.29

笑う故郷

アルゼンチン/スペイン 2016監督 マリアノ・コーン、ガストン・ドゥプラット脚本 アンドレス・ドゥプラット ノーベル文学賞を受賞し、世界的な知名度を有する小説家が40年ぶりに帰った故郷である小さな町にて巻き込まれる騒動を描いた作品。 コメディといえばコメディかもしれませんが、あまり笑わせようとしてないんで、どっちかといえば普通に人間ドラマでいいかもしれません。 テーマとなっているのは「故郷と言う […]

立ち去った女

フィリピン 2016監督、脚本 ラヴ・ディアス 無実の罪で30年間投獄されていた女の求償を描いた作品。 文豪トルストイの短編「神は真実を見給ふ、されど待ち給ふ」から着想を得た作品らしいんですが、私はトルストイの本なんて触ったこともないのでなにをどう換骨奪胎したのやら想像すらつきません。 そんなことよりも強烈だったのは上映時間で、なんと3時間48分。 ディスクをトレイに載せてからそれに気づいた私はは […]

  • 2019.03.28

ショートウェーブ

アメリカ 2016監督、脚本 ライアン・グレゴリー・フィリップス 外宇宙から発せられていると推察される短波信号を聞くことによって、何故か過去を追体験する女を描いたSF。 えー結論から書いてしまいますが、色々混沌としてます。 まず言えるのは、物語を筋道立てて起承転結と導く上で、あれこれ色々足りてないし、余計なことをしすぎだ、ってこと。 多分、監督の中ではすべてがきちんと形を成してまとまってるんでしょ […]

  • 2019.03.28

ドクター・エクソシスト

アメリカ 2016監督 ブラッド・ペイトン脚本 ロニー・クリステンセン ぶっちゃけ前半の展開はめちゃくちゃ面白かったですね。 主人公は自動車事故のために車椅子生活を余儀なくされたエクソシストなんですが、この男、エクソシストと通称されてはいるものの、宗教的な悪魔祓いの儀式を一切否定。 むしろバチカンとは敵対していたりする。 悪魔とは人の精神に巣食う寄生体であり、接触することによって人から人へと感染す […]

シンクロナイズド・モンスター

カナダ 2016監督、脚本 ナチョ・ビガロンド アイディアそのものは面白かった、と思います。 ある特定のエリアに主人公グロリアが侵入すると、なぜかソウルに巨大怪獣が出現し、しかもその動きがグロリアとシンクロする、という発想はいい意味でばかばかしくてオチの読めない独特さがありました。 なぜそんなことになるの?ってな部分はあんまり突き詰めちゃあいけません。 それなりの理由付けはされてますが、そこは三文 […]

  • 2019.03.27

オン・ザ・ミルキー・ロード

セルビア/イギリス/アメリカ 2016監督、脚本 エミール・クストリッツア 世界三大映画祭を制覇した経歴を持つボスニア・ヘルツェゴビナの監督兼俳優、クストリッツア9年ぶりの新作。 私は彼の作品をこれまで一度も見たことがないんですが、なんとも不思議な映画を撮る人だなあ、というのが見終わった後の率直な感想でしたね。 本作、いくつかの事実といくつかの寓話を織り交ぜた内容らしいんですが、ファンタジーと呼ぶ […]

  • 2019.03.27

ブルーム・オブ・イエスタディ

ドイツ/オーストリア 2016監督、脚本 クリス・クラウス ラジカルで無鉄砲な既婚中年男と、エキセントリックでぶっ飛んだ女子学生の奇妙な恋を描いた作品。 まあ、なんと言えばいいのかよくわからん作品ではありましたね。 物語の背景にあるものは結構なレベルで深刻です。 主人公の男性は祖父がナチであったがゆえにホロコーストの研究に生涯を捧げてる立場ですし、ヒロインの女性は反して祖母がナチに殺された過去を持 […]

ある決闘 ーセントヘレナの掟ー

アメリカ 2016監督 キーラン・ダーシー=スミス脚本 マット・クック メキシコとの国境線近くの河に流れ着く死体の謎を追って、ある町に潜入捜査するよう命じられたテキサス・レンジャーを描く西部劇。 私はあんまり西部劇に詳しくないんで断言できないんですが、テキサス・レンジャーが身分を偽って見知らぬ街に潜り込む設定ってなかなか珍しいのでは?と思うんです。 当時の風俗や文化をよく知らないんで、どこまで史実 […]

いつも心はジャイアント

スウェーデン/デンマーク 2016監督、脚本 ヨハネス・ニホーム 頭骨が変形する難病を抱えて産まれてきた男性の青年期を描いた人間ドラマ。 主人公リカルドなんですが、頭骨の変形のせいで視野が普通の人より狭く、言葉も上手に喋れない障害者です。 父親は行方不明、母親はリカルドを産んだ事により精神を病み入院中。 本人は介護施設で補助を受けながら毎日を過ごしています。 そんな彼が唯一熱中してるのがペタンクと […]

プラネタリウム

フランス/ベルギー 2016監督 レベッカ・ズロトヴスキ脚本 レベッカ・ズロトヴスキ、ロバン・カンピヨ 霊と交流できると告白し、のちに一大心霊ブームを巻き起すアメリカのフォックス姉妹を題材とした実話もの。 調べた限りでは史実に忠実に映画化している、というわけではないようです。 実在のフォックス姉妹は1850年代に各界を巻き込んで多くの支持者を産んだのに対し、物語の舞台は1930年代のパリで姉妹はそ […]

  • 2019.03.26

スターシップ9

スペイン/コロンビア 2016監督、脚本 アテム・クライチェ・ルイス=ソリヤ 環境汚染著しい地球を捨て、新たな新天地を目指し、たった一人で恒星間宇宙飛行を続けるうら若き女性の孤独を描いた宇宙SF。 宇宙船で産まれたヒロイン、エレナは船が目的地に到着する20年後までずっとひとりぼっちで生活することを強いられてます。 それが物語の前提。 詳しくは描かれてないんですが、どうやら新天地に行けるのは限られた […]

1 4