イーサン・ホーク

魂のゆくえ

アメリカ 2017監督、脚本 ポール・シュレイダー この映画を見るにあたって「今、アメリカの古い教会がどのような状況にさらされているか?」を、まず知っておかないと、おそらく監督の伝えたかったことは半分も理解できないことであろう、と思われます。 そりゃ誰のことを言ってんだ?って、私のことなんすけどね。 いや、面目ない。 なんかもう、うじうじと煮えきらねえ牧師が自家中毒気味に自分を追い詰めて、ああ面倒 […]

リグレッション

スペイン/カナダ 2015監督、脚本 アレハンドロ・アメナーバル アメナーバル監督、久しぶりの新作で、しかもジャンルはサスペンス、ときてはこりゃ期待するな、という方が無理というもの。 私にとってフェイバリットとも言える一本、オープン・ユア・アイズ(1997)やかつて賛否両論、話題になったアザーズ(2001)をもう一度、と思ってる人は決して少なくはないと思うんですよね。 えっ、知らないって? またま […]

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ

アメリカ 2015監督、脚本 レベッカ・ミラー 人の旦那と恋仲になり、強引に略奪婚してみたものの、数ヶ月でうまくやっていけないことを悟り、なんとか元嫁と復縁させようとする主人公マギーの企みを描いたコメディ。 あらすじを読む限りでは、あ、なんか面白そう、と思いません? いったいどんな計画を立てたら、元ザヤに戻ったりするんだろうと。 まあ、普通に考えて無理ですよね。 男の側が心変わりする、というならま […]

ブルーに生まれついて

アメリカ/カナダ/イギリス 2015監督、脚本 ロバート・バドロー 50年代にジャズ・シーンで一世を風靡した伝説のトランペッター、チェット・ベイカーのシーンから姿を消していた10数年に及ぶ空白の日々を描いた伝記ドラマ。 ちなみに私はジャズに関してはほぼ門外漢ですんで、チェット・ベイカーの存在すら知りませんでした。 かろうじて彼の歌った「マイ・ファニー・バレンタイン」を耳にしたことがある程度。 なの […]

マグニフィセント・セブン

アメリカ 2016監督 アントワーン・フークア脚本 ニック・ピラゾット、リチャード・ウェンク 黒沢明監督不朽の名作「七人の侍」を西部劇に翻案した作品。 まあ、リメイクってのはどうしたってハードルが上がってしまうもので。 いかに設定が根こそぎ変わってようと、筋立てはオリジナルをなぞらざるを得ないわけですから。 見る側はわかってるわけですよね、この先どういう展開になって、どう物語が締めくくられるのか。 […]

ドローン・オブ・ウォー

アメリカ 2014監督、脚本 アンドリュー・ニコル 9.11以降、実際に米軍で実践されたドローンによる対テロ戦争を描いた作品。 まず、すでに2010年にはこんなことが米軍によって行われていたのか、という驚きはありましたね。 もうね、どう見てもシューティングゲームなんです。 しかも絶対に敵に攻撃される心配のない。 数人の空軍兵士が密室でモニターを眺め、テロの首謀者と思われる人物にカーソルをあわせ爆撃 […]