ジェイク・ギレンホール

オクジャ/okja

アメリカ/韓国 2017監督 ポン・ジュノ脚本 ポン・ジュノ、ジョン・ロンソン 食肉用に開発された新種のスーパーピッグを巡る、畜産農家の少女と企業のいざこざを描いたブラックなコメディ。 いや、ポン・ジュノ、すごいところに手をつっこんできたな、と。 これ、ありえない話じゃないですもんね。 天候不順や人口増加がまねく食糧危機は以前から指摘されてますから。 それをクリアするために、もっと簡易にコストをか […]

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

アメリカ 2019監督 ジョン・ワッツ脚本 クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ なんせアベンジャーズ/エンドゲーム(2019)の次に来るMCU作品ですんで、いったいあの大活劇のあとの混乱、癒やされぬ心理的ダメージをどう収拾つけていくつもりなのか、私は少なからず注目していたんですが、うーん、期待に答えてくれるほどのものはなかった、というのが正直なところですかね。 オープニングの数分でこれまでの流れ […]

ライフ

アメリカ 2017監督 ダニエル・エスピノーサ脚本 レット・リース、ポール・ワーニック 火星で採集してきた砂の中に単細胞生物を発見して色めき立ったはいいが、培養していくうちに凶暴化してあら大変!って映画。 ぶっちゃけね、まだやるのか?この手のネタで宇宙SFを?の一言ですね。 嚆矢となったエイリアン(1979)が発表されて早や40年、似たような内容の作品がどれほど量産されてきたか、ちょっと振り返った […]

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

アメリカ 2015監督 ジャン=マルク・ヴァレ脚本 ブライアン・サイプ 妻を不慮の事故で失った男の、これまでの自分を見つめなおす日々を描いた作品。 私が独特だなあ、と思ったのは、妻が死んでも一向に感情を揺さぶられず、涙ひとつこぼれてこない自分を懐疑的に思うところから物語が幕を開ける、という設定。 だいたいこの手のパターンの映画って、絶望の淵に追いやられた人間が、いかにもう一度歩み出すためのきっかけ […]

ドニー・ダーコ

アメリカ 2001監督、脚本 リチャード・ケリー 航空機のエンジンが自宅に落下してくるのを免れ、九死に一生を得た少年の、現実とも妄想とも言い切れぬ奇妙なその後の28日間を描いた作品。 もう先に言ってしまいますけど、最後にとんでもないオチが待ってます。 これ、かなり衝撃的です。 種明かしのレベルは名だたるSF系の名作に比肩するクラス。 しかもこれが切ない。 胸がしめつけられる、というか、強く情動をゆ […]

ミッション:8ミニッツ

アメリカ 2011監督 ダンカン・ジョーンズ脚本 ベン・リプリー 列車爆破テロの犯人を突き止めるべく、炎上8分前に何度も送り込まれる男の苦闘を描いたSFサスペンス。 いわゆるタイムループもの(同じ1日、同じ瞬間が何度も繰り返される)と誤解されがちですが、厳密に言うと違う、ってのがこの映画の肝。 ここ、ものすごく大事です。 ここをきちんと理解してないと映画のラストシーンの意味が全く理解できないだろう […]

サウスポー

アメリカ/香港 2015監督 アントワーン・フークア脚本 カート・サッター 1931年のアメリカ映画「チャンプ」が元ネタ、と言われてますが公式なアナウンスを私は見つけられなかったので定かではなし。 「チャンプ」自体、未見なので対比することは出来ないんですが、あらすじを読む限りでは主人公の子供の性別を男→女にすれば作品の内容そのものはよく似てますね。 ただまあ、わざわざ「チャンプ」を引き合いに出すま […]

ナイトクローラー

アメリカ 2014監督、脚本 ダン・ギルロイ いわゆるパパラッチの倫理観を描いた作品なわけですが、正直なところ、そのテーマ性とストーリーテリングにさほど新鮮味はありません。 まず大前提としてスクープを追うマスコミの節操のなさ、人でなしぶりはわざわざ映画に教えてもらうまでもなく、ここ日本でも周知の事実なわけで。 それをあらためてこんなにクソなんだ、と揶揄したところで知ってるよ、という他なく。 パパラ […]

エンド・オブ・ウォッチ

アメリカ 2012監督、脚本 デヴィッド・エアー アメリカ国内でもっとも危険な街といわれるLAのサウスセントラル地区で警官を務める2人のコンビを描いた作品。 バディもの?と思う人もいるかもしれませんが、まあ大きく間違ってはいないにせよ、あえて身も蓋もない言い方をしちゃうなら、時々地上波で思い出したようにやってる「密着!警察24時」とかあの手の特番、そのまま。 もう、みんな言ってるんでしょうけど。 […]

ゾディアック

アメリカ 2006監督 デヴィッド・フィンチャー原作 ロバート・グレイスミス 以前見たときは、やたらダラダラと緊張感もなく冗長と思ったんですが、あらためて見直してみて、これのどこが退屈なんだ、とかつての自分を張り倒してやりたくなりましたね。 映画に限らず、どんなメディアでもそうですけど、時間を置いて再度触れてみることが大事だ、とつくづく思った次第。 まるで印象が変わってくる。 まあ確かにですね、前 […]

プリズナーズ

2014 アメリカ 監督 ドゥニ・ヴィルヌーブ 脚本 アーロン・グジコウスキ 評判にたがわず、見事な出来の一本。 見始めて10分で画面に釘付け。 ストーリー自体は単純なんです。 感謝祭を隣人と祝う家族の元から、ふいに姿を消した少女二人。 はたして少女は誘拐されたのか、それとも事故か、家出か。 容疑者としてマークされた1人の知的障害を持つ男を巡って、真相を探るべく、家族、警察がそれぞれの思惑を抱えて […]